広瀬川の新たな演劇「広瀬川空中演劇」

「三密」を避ける新たな表現に「広瀬川」でチャレンジする

コロナ禍により「三密」を避けることが望まれる現在、人々が集い、眼前で繰り広げる形式の「演劇の表現」が岐路に立たされています。 しかし、前橋には「広瀬川」があります。川風が柳の緑を揺らし、水面にさざ波を立てながら、新鮮な空気を前橋のまちにもたらしています。その広瀬川の側には、常に新しい表現にチャレンジしてきた前橋の誇る詩人、萩原朔太郎の前橋文学館があります。

離れた役者と観客が、空中でつながる「ラジオ演劇」

今、どんな新しい表現があるのか考えた時、私たちは「エフエムラジオ(まえばしCITYエフエム)」で生の演劇を届けることにしました。広瀬川のほとりで演じられるいくつかの小さな演劇…。観客は、それを「ラジオ」で聞きます。

自宅では、見えないけれども、ラジオのチャンネルを合わせることで立ち上がってくる演劇。広瀬川では、日常の風景に紛れる役者の動きを目で追うだけでは聞こえないセリフ、それをラジオが補完します。見ることと、聞くことの乖離を空中でラジオがつなげる「空中演劇」、広瀬川を舞台に時空を超えた演劇が繰り広げられます。

三密の制限を新たな表現につなげる「広瀬川」

新たな生活様式、新たな表現方法を模索することには困難も伴います。しかし前橋にいる私たちは、「広瀬川」が、そして「まえばしCITYエフエム」があるおかげで、これまでにない「演劇」を実現することができるかもしれません。夏の昼下がり、日常の風景にまぎれるようにはじまる演劇。常に広瀬川の川風に吹かれながら、飛沫を避け、観客同士が一定の距離を取り、そしてラジオが、つながらない時空をつなげる……withコロナのこの夏、前橋らしい新たな表現として、「広瀬川空中演劇」を開催します。

20200830  14:00〜15:54  /  17:00〜18:58
目で聞き、耳で見る「広瀬川空中演劇」

日時:2020年8月30日日曜 
14時~15時54分/17時~18時59分
「まえばしCITYエフエム」にて中継

出演・演目(上演場所は暫定です)
A 劇団ブナの木
宮沢賢治原作「注文の多い料理店」
朔太郎橋の上 約30分
出演:早川 知雪、山崎 香、伊藤 直美、入内島 優奈、本間 玖麗愛

B 劇団CLAP×CLAP
劇団無題作「ヒーローが惚れ薬使っちゃダメですか!?」
はちぽちヒッチハイク作「幸薄い選手権」
朔太郎橋の上 約30分
出演:東 香織、石井 友華、齋藤 悠貴、岡戸 萌々子
スタッフ:怜美、丹野 真希

C 演劇プロデュースとろんぷ・るいゆ 
萩原葉子作  小説「朔太郎とおだまきの花」リーディング
広瀬川遊歩道~朔太郎橋上~朔太郎記念館・離れ座敷の庭 約30分
出演:荒井 正人、中村 ひろみ 
奏者:朝倉 力

エンディング:「水辺の風景」Mercy. (a.k.a.加藤真史:演劇/微熱少年)

問い合わせ  09042499127(中村)

*おもちになったエフエムラジオもしくはスマートフォンでご視聴ください。時間になりましたら、ラジオの方は「まえばしCITYエフエム」84.5MHzに合わせてください。スマートフォンの方は、リスラジListenRajioもしくはサイマルラジオからご視聴ください。

*広瀬川でご観覧の際は、高熱、咳、下痢、嘔吐、味覚障害がないようお願いいたします。受付で、お名前と連絡先をお聞きします。

*役者から一定の距離をとり、お客様同士も2m以上離れてください。往来の車や人にご注意ください。また、マスクの着用、手指消毒にご協力ください。

*十分な水分補給をお願いいたします。

*雨天の場合、上演場所の変更有、エフエム放送有

*お車の場合、近隣有料駐車場をご利用ください。駐車券の発行はありません。

*フリーWifi環境はありません。アプリ利用の場合は、ご留意ください。

主催:前橋まちなかエージェンシー

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