2012年4月24日 at前橋・国際交流広場

(世話人bonmediaの仕事が遅く、テキスト起こしがまだできていません。ごめんなさい。ひとまず、写真とキャプションで当日の様子をお伝えします。)

まずは、こんな雰囲気で自己紹介から。

昨年創立40周年を迎えた劇団ろしなんて 森泉さんによる 「ろしなんてとは」

左側は今日予定されている議題。右側に「劇団ろしなんて」の活動の軌跡です。

「継続は力なり」「ろしなんては有機体である」の言葉とおり、団員の互選で代表者を選び、会議によってあらゆることを決めていく老舗劇団です。創立当時のメンバーがいなくても、「劇団ろしなんて」は継続しています。

次は創立13年目を迎えた「劇団シブパ」の赤石さんから、「シブパとは」

団体ごとにこだわる部分や運営方法が違って、みな興味深々。

入団希望者は必ず三カ月の「お試し期間」あり。その後、お互いに続けられるかどうかをたしかめ、劇団側が無理と判断した場合はそこまで。厳しい判断ですが、円滑な劇団運営のためには、これも大いに有りでしょう。

左側はシブパの稽古方法など。右側は、本日参加のコンテンポラリーダンスの山賀さんのひごろの活動の一端。

「ろしなんて」と「シブパ」のお話のあと、各劇団ごとに、公演の際のチケット料金や観客の関係者と新規客割合など。これも各劇団ごとに個性があります。

「第二部は車座になって、「演劇にとってホールとは」。演劇人にとって、望ましい「ホール」とは、どんなものでしょう。

第二部の動画です。↓
第二部 冒頭 群馬にあるホール

みんなで群馬県内のホールをあげていきました。ほとんどが公共ホール。民間のホールはあまりありません。

残念ながら、群馬県内には演劇にふさわしいホールは少ない。基本的に講演会等を行うことが主で、多目的は無目的。小劇場的な芝居をやろうと思うと、有鄰館、県生涯学習センター多目的ホール、夢スタジオ。ある意味、群馬で小劇場系の芝居をするということは「ゲリラする」ことに近い。電気工事の知識が不可欠!!

今日の第三部は、ケーススタディとして、もし、小劇場系のプロの劇団を群馬に呼ぶとしたら、どんなことが必要かを考えてみました。いちばんは、どんな空間で作品を発表してもらうか。その時、呼ぶ側はけして直接作品作りを手掛けるわけではないが、空間選び、劇場選び、ホール選びで自分たちの「クリエイティビティ」をはかられることとなるのではないでしょうか。

次回の仮称・演劇人会議の開催は9月18日の予定です。